未来に希望を感じた日①
今日は、とても面白い一日でした。
長くなりそうなので、午前と午後のイベントで、記事を2つに分けたいと思います。
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【前半】
まず午前中は、お母さんたちと一緒に、単純労働作業(箱折りなど)を行いました。
この単純労働作業で面白いと感じた点は大きく3つあります。
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(1点目)
各々役割分担をしながら、効率よく作業をこなしていける体制を試行錯誤しながら整えていく過程が面白いと感じました。
「眩しいし暑いね。カーテン作ろう」
「私これ得意だから、これやらせて」
「場所、こっちの方がやりやすいよね」
「私こういうふうにやっているんだけど、他にもっといいやり方ない?」
また、上記のように、
〈今ここでやり方を変えることが可能なこと〉
について意見交換するだけでなく、
〈今は変えられないこと〉
(例えばシールが台紙から剥がしにくい)
についても、こうだったらさらにいいよね、と創造的に改善案を出していっていたのも、聞いていて面白かったです。
「これ、やりにくいよね」
「これがこうだったらいいのにね」
「なんでこうなってるんだろうね…」
お母さんの知恵って、創造的で面白いなぁと思いました。
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(2点目)
2点目は、お母さんたちの会話の内容です。
・「(子ども同士のトラブルがあった時に)我が子の言い分を信用したいけど、信用しきれない面があり、複雑な心境」
・「子ども同士のトラブルへの介入の仕方が難しい」
・「今は子ども用プロテインもある。スポーツしてる小学生の子だったら、飲んでる子もいる」(!)
お母さんならではの視点での会話だなぁ、と、興味深く聞いています。
興味深いという意味で、面白いです。
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(3点目)
作業内容によって、妄想の捗り具合が違うと気付いたことです。
箱づくり作業では、妄想スイッチが入って、どうでもいいことを延々と考えられました。頭を使わなくても、手の感覚で作業を進められるからでしょうか。
一方で、端と端をぴったり合わせたり、数を数えたりすることが必要な作業では、妄想を継続しにくかったです。
妄想スイッチを意識的にON、OFFすることができる、いいヒントになりそうです。
ちなみに箱作りしながら妄想した結果出てきたアイデアを一部紹介しますと、
・過度の意味づけ
・意味づけの失敗
・意味づけの戦争、意味づけの暴力
(意味づけされてなかったところに、他者から意味を付与される〈文脈とともに〉、文脈ごと引き受ける〈拒否するための対立概念が存在しない〉→意味づけの導入、同化)
・命にお金をかける→市場が生まれる
・欲望の対象たりうる自己
また、これらのアイデアについては
考えを整理していけたらいいなと思います。
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以上で、前半は終わりにします。
↑「栗の妖精」を妄想して描いてみました。🌰
でろり。