適当な個別指導
私の個別指導は、適当です。
「〈えらい人〉の言葉は正しい」
という信念を揺るがしたいということもあるからかな。
自分で考える習慣をつけてほしいと思うからかな。
あとは、私自身よく分からないから。
「お互いに分からんかったら、一緒に調べて考えよ〜」
というスタンスで学習支援に取り組んでいます。
なので、よく、一緒になって
Googleで検索したり、
参考書を調べたり、
辞書を引いたりしています。
「私の言う言葉なんか適当やから信用したらあかんで」
「知らんで!知らんで!」
「私知らんよ。間違ってても責任取らんよ!」
「合ってるん?私分からんから、なんで答えがこないなったんか、説明してみて」
答えを教えるというより、
答えの出し方を自力で編み出していくのを
支えているという感じかもしれません。
答えを出していく主体は、
私ではなくて、相手なので…
私のやり方は一つのやり方に過ぎないので、
いろんな先生に当たってみて、いろいろ気付きながら、
自分に合ったやり方を編み出していけたらいいなと思います。
↑ちなみに、直面するのが嫌なものに
一緒に直面することをよくやっています。
・苦手な科目
・テストで❌だった問題
・よく覚えていない公式や単語
・…
一旦、嫌なものに直面すれば、心理的なハードルは低くなる気がしています。
そのうち、〈昔は直面するのが嫌だったもの〉に直面することに慣れてきて、直面しても何とも思わなくなってくるかもしれません。
…卒論も一緒かもしれない…。
直面、直面…
暴露療法…!
………
今日は、中学生の時以来、久しぶりに
物理の問題に触れました。
赤点を取りまくった物理…、
物理学専攻の友人にSNSでヘルプを求めながら、
「分からんかったら、こういうふうにして他の人に助けを求めるんも大事な力やで!」とかなんとか、話していました。
(そのまんま、卒論に取り組んでいた自分にブーメランとなって突き刺さる言葉ですね…)
英語で分からないところがあれば、
英語が得意な人(語学が堪能な人、外国人の友人など)に聞いたりすることもあります。
数学で分からないところがあれば、
・学校の先生に質問して解説してもらうこと、
・次回の授業時に私に説明すること
を宿題にしてみたりしています。
自力でできない時には
他者の力を借りること。
日々常々感じることですが、
助けてくださる方々が周りにいてくださる状況を、大変ありがたく思います。
助けてくださる方々を私に出会わせてくれた方々にも、大変感謝しています。