振る舞い方が分からぬ
今日の道すがら、高齢の男性が白い杖を道に当てながら歩いていました。
最近目が不自由になったのか、杖を使い慣れない様子で、お店の入り口に当てたりしながら歩いていました。
大丈夫かな、と心配になり、声をかけようか迷いましたが、「いきなり声をかけて良いものか」とか、「行き先が私の知らないところだったらどうしよう」とか、迷ってしまい、様子を見守ることにしました。
信号のある横断歩道が一番心配でしたが、点字ブロックを何度も確かめて青になるまで止まって待ち、青に変わると手を上げながら渡っていました。
高齢者の単独世帯かな…とか、
一人暮らしだったら大変そうだな…とか、
サポートしてくれる人はいないのかな…とか、
いろいろ気になりました。
バリアフリーな環境は、道などの造りだけでなく、人の振る舞いによってもつくられるものだと感じました。
おじいさんに話しかける機会を失ってしまったので聞けませんが、少しでも助けになるような振る舞い方があったのなら、知りたいです。
私が勝手に心配しているだけで、おじいさんは何も困ってなどいなかったのでしょうか。
コミュニケーションを取らなかったので、分かりません。
私の可能な範囲で、私を利用してもらうことにより、誰かの役に立てたら何よりです。