気になることや思うこと

最近のニュースを見ていて気になるのは、

自己保身に労力を費やす、大人の姿です。

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仕事に対して自分がやりがいや達成感を感じていたり、仕事に一緒懸命に取り組んでいると自負したりしていることと、仕事を通じて成し遂げたいと思っていることに一歩近づいているかということとは、別だということも感じます。

例えば、夏に浜辺で「砂のアートフェスティバル」が開催されるとしましょう。

好きなところに砂の作品を作っていいことになりました。

Aさんは、「砂のお城を作って、みんなに見てもらいたい！」と考えました。そこで、砂が湿って固まりやすい波打ち際の近くで作ることにしました。（砂をしっかり固めるという点では、賢い選択です。）しかし数時間後、一緒懸命作った砂のお城は、潮が満ち、波によって消されてしまいました。

このように、一緒懸命取り組んだからといって、思い描いたイメージが実現するというわけではありません。

これだと目に見えるので、ちょっと考えたら（考えなくても）すぐに分かりそうですね。

でも実際には、こんなふうに分かりやすく「いやそれやってもしゃあないやろ」と容易に誰もが指摘できるものばかりではないと思います。

一緒懸命に取り組んで、やりがいや達成感、生き甲斐を感じることは、精神的な健康のために大切なことだと思います。

しかし、考えなければ、つまり自分が今想定していること（当たり前）を「ほんまにそうか？」「それだけか？」「他に可能性ないか？」と疑わなければ、仕事を通じて達成したかったことには、いつまでも到達できないのです。

スモモと、スモモの絵は違います。

…以上、

あんた誰やねん発言コーナーでした。